新築もリフォームも冬暖かく夏涼しい家

FPの家やまがた公式facebook YouTube ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー優秀賞受賞

Staff

(有)畠山工務店 東海林さん

新築もリフォームも任せて安心。そんな職人になりたくて。

(有)畠山工務店 東海林さん
業種 大工
ニックネーム 東海林
趣味 料理、筋トレ
座右の銘 好きこそものの上手なれ
好きなこと 猫、ラーメン、旅行
畠山工務店 東海林さん_2

ものづくり。職人の世界に憧れて大工を目指しました。

大江町で、寿司割烹のお店の営業をしている両親のもとに生まれました。子どもの頃から親の仕事を見てきたからか、いつの間にかものづくりの世界に憧れるようになり、家をつくる大工の仕事を目指すようになっていました。高校卒業後に職業能力開発校に進学。そこで二年間建設技術科に所属し、大工仕事を学びました。面白い学校で、2年目には2階建ての住宅を一棟グループワークで建てるのです。ここに住まう人がいるなら、どうすれば心地よい住空間が作れるかなどを、同級生と話しながら施工したのは良い思い出になっています。この会社を選んだのは、大工の伝統的技法を持っている職人さんが多いからで、この会社で働けば自分が目指す大工職人になれると思ったのです。

新築の他にも、中古物件を買い求め、リノベーションやリフォームを依頼されるお客様が増えていますが、それらの作業は、施工当時の大工さんの意匠や癖を読み取らなければとても困難なものです。設計図などは残ってないことがほとんどで、壁を抜いてから構造を知ることもよくあります。そんな時こそ大工職人としての技能が問われます。良くペアになる先輩は、そのような案件にとても強い方で、毎回とても勉強をさせていただいています。大工は十年働いてやっと一人前になれると言われていますが、少しでも早く先輩が持っている技術を習得して、家一棟を任せてもらえるような職人になりたいです。

畠山工務店 東海林さん_3

学びの機会を与えてくれる、職場環境にも満足しています。

一方で、近年この業界では、大工の技術をあまり必要としない、木材加工を工場でのプレカットに頼る傾向があります。それはそれで利便性がありとても良いことだと思うのですが、この会社ではその作業すべてを社員である大工職人に任せてくれています。手作業を基本とし、機械も導入してくれているので、雪の多い冬季間に工場内で春先からの案件に向けた作業が行えます。木は育った場所や環境で、歪みや曲がり、また特性が異なりますので、それら一本いっぽんの違いを見極めて、より強度のある快適な住まいづくりの部材を作ることは大工にしかできない作業だと思います。ベテランの職人による木の目利きは、日本の建築業の要になっているのではないかと感じています。

畠山工務店 東海林さん_4

想像する10年後の自分。それを超えるために努力したい。

大工になって後数年で10年が経ち、いわゆる一人前と言われる年代になります。まだまだ自分も現在進行中で先輩から技術を学んでいる最中ですが、後輩の大工だって入社してくる予定です。その時私も「先輩」の一人となるのですが、果たして私は、先輩から学んだ技術を伝えていくことができるのでしょうか。少なからずそのようなプレッシャーは感じています。会社にはお客様が500世帯以上あり、修理やリフォーム、新築案件などを頻繁にいただきます。だからこそ同じ会社なのに腕が鈍ったなどとは言われないようにも、努力を重ねていきたいと思います。今は27歳。40歳になる頃には、胸を張って大工だと言えるような自分になっていたいです。

投稿日:2025.04.03

お問い合わせ
資料請求
来店予約