Staff
施主様の伴走者として、
ともに良い家を作りたいです。
業種 | 大工職人 |
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ニックネーム | よっちゃん |
趣味 | ドライブ、野球観戦 |
座右の銘 | 一棟一心 |
好きなこと | ラジオ体操、ラーメン |
父の背中を見て育ち、気付けば自分も大工の道へ
大工職人である私の父は、「俺があの家を建てたんだぞ」と、いつも冗談混じりで笑っているような人でした。
子どもの頃の私には、その姿が格好良く見えたのでしょうか、いつしか父と同じ道へ進もうと考え始めたのです。
高校を卒業すると、すぐに父が勤めていた会社に入り、その後10年間は父の下でみっちりと大工仕事を学びました。ホンダ工務店に来てから早20年が経ちますので、大工としては30年選手。私もそろそろ熟練工と呼ばれる、年齢になってきました。
新築やリフォームなど、工事全般を担当していますが、いずれの場合でも米沢が豪雪地帯であることを念頭に仕事を進めています。例えば軒を伸ばし過ぎる、あるいは屋根に傾斜を付け過ぎると、隣人の敷地に落雪する可能性が高まります。デザイン性も大事ですが、そういった雪国ならではの困りごとをできるだけ未然に防げるよう、気になったら設計士と相談したりしています。
またリフォームは、壁を壊してはじめて構造が分かる場合が多く、とりわけ技術と経験が問われる分野。
それだけに困難な現場もありますが、むしろ大工としてのやりがいも多いと感じています。
引渡しから始まる、施主様家族とのお付き合いを大事に
今の会社では、施主様の顔が見える距離で仕事ができています。そのことは、私自身の責任感とやる気に繋がっています。
ご家族を知っていればこそ、自然と暮らしぶりを想像しながら、より快適に過ごしてもらえるようにと気持ちを込めて仕事に向き合えるものです。また、引渡し後は、機会があればお伺いするようにしています。メンテナンス次第で、家はより長持ちするものなので、家の状態を見ることは私達大工の当然の務めです。お伺いすると感謝をいただくことも少なく無いですが、私としては人と人とのお付き合いをさせていただくこと自体が、とても大きな喜びになっています。
仕事を通じて、皆さんを笑顔にできる大工になりたい
私達の仕事は、施主様の人生に大きく関わるものです。だからこそ、皆さんが笑顔で、そして幸せに暮らせる家を建てることは、常に向上心を持って挑むテーマです。70代になった親父も、そして私も、生涯現役でそのテーマを追い続けていきたい。座右の銘は「一棟一心」。ドライブ中に見かけた看板の受け売りですが、良い言葉じゃありませんか?
私も一棟一棟に真心を込めて、これからも大工の道を極めていきたいと思います。
投稿日:2023.12.21